『民主党群馬県連騒動、一応の決着。
大変ご心配をおかけしました。』 2006年11月17日

ご心配をおかけした民主党群馬県連の混乱騒動は11月11日、一応の決着をみた。
不正会計疑惑の調査解明を求める小生ら総支部代表側と、疑惑なし(倫理委員会の答申)とする執行部側の対立が続き、約4ヶ月間県連活動が空転していたが、この日、仲裁した党本部組織委員会の直嶋委員長(参院議員)が、富岡参院議員、石関衆院議員とともに前橋市で記者会見し、正常化声明(*1 後述)を出し、一応の決着となった。

正常化は不正会計疑惑(*2 後述)の解明がなされず完全なものとは言えないものの、
声明で
@ 政治資金規正法に違背する不適正な会計処理がなされたことを認めたこと、
A 謝罪文言が入ったこと、
B 今後、厳正な調査が党本部監視のもと行われること、
などが盛り込まれ、総支部代表側としてこの段階では十分満足の行く内容であったことに加え、迫りつつある統一地方選挙や参議院選挙の対応を早期に行う必要があったことから、声明に合意し県連活動正常化に至ったものである。

今回の正常化は飽くまで「一応の」正常化であり、県連大会を開催し本格的正常化までの暫定正常化の位置づけである。この暫定期間は、県連活動凍結期間中に期限切れとなった常任幹事会にかわって、党群馬県連の正常化とともに発足した「県連最高執行役員会議」によって運営されることになる(以下、暫定役員会議)。

11月16日、民主党群馬の「暫定役員会議」の初会合が、東京の民主党本部で行われた。参加者は、角田参院副議長、伊藤参院議員、富岡参院議員、石関衆院議員と小生の5人。基本的に総支部長会議の位置づけだが、現在党本部の公認内定を受けているのが小生のみなので、現職国会議員+小生というメンバー構成になった。この日の初回会合は、群馬県連正常化後はじめての会合ということで、正常化に党本部サイドでご尽力いたただいた組織委員会の直嶋組織委員長と津田参院議員、選対委員会の北関東ブロック担当の小島副部長にもご参加いただいた。

今後、この暫定役員会議で諮ってゆく重要事項ことは以下のとおりとなろう。
(1)来春の統一地方選挙の公認・推薦決定。
(2)来夏の参議院選挙候補者の党本部推薦候補の決定(最終決定は党本部)。
(3)県連騒動の原因となった不正会計疑惑の調査・修正。
(4)県連大会以降の本格的正常化に向けた体制整備(含、不正の再発防止)。

とくに(3)の不正会計疑惑の調査は、(1)(4)にもかかわる重要な事項であると同時に、この4ヶ月間、党の混乱を招いた原因となったものであり、しっかりと調査究明を行わなければならない。調査は、県連内では見解の相違があるので、党本部もしくは第3者の公認会計士に委託するのがよいと考えている。

ところで、今回の正常化交渉が行われたあともなお、有権者・マスコミの視線が思いのほか厳しいということを痛感している。会見翌日の各新聞も厳しい見解となったが、有権者からの小生ブログへのコメントやEメールも多くが厳しいものであった。公党や行政の不正に対する世間の目は厳しいということを意識し、不正会計疑惑を有耶無耶にせずにしっかりと調査し説明責任を果たしてゆくこと、本当の正常化には道半ばであること、を我々県連当事者は肝に銘じなければならない。そして、隠蔽することなく自ら解決してゆくことが、民主党の自浄能力を示すことであり、信頼回復につながることであると信じ、今後とも努力してゆく必要がある。

最後に、有権者のみなさま、党員・サポーターの皆様、支援者の皆様、大変ご心配をおけしたことを心よりお詫びいたします。


【ご参考】

《*1 正常化声明》
民主党群馬県連正常化と改革に向けて(声明)

本日、民主党群馬県総支部連合会の衆参各総支部長は、6月以来続いている分裂状態を解消し、県連の正常化のために努力していくことで合意いたしました。この間経理問題にまつわる疑惑への対応に端を発した混乱により、野党第一党としての責務を十分に果たすことができず、政治不信の増大を招いたことを深く反省し、県民の皆様に心より陳謝いたします。今後は、以下の具体的合意を踏まえ、適正な経理処理と党内改革を一層進め、一日も早い信頼回復を目指して最善を尽くすことを、ここに声明いたします。

一、民主党群馬県連は、政治資金規制法に違背する不適正な経理処理があったことを率直に認めるとともに、その収拾にあたり政治的混乱を招いたことに対し、県民の皆様に深くお詫び申し上げますとともに、この間の責任を深刻に受け止め、三役(会長、会長代行、幹事長)は退任いたします。

二、三役退任後の執行体制につきましては、常任幹事会に代わる暫定執行機関を設置し、当面の間最小限度の意思決定を行うことといたします。暫定執行機関は、衆参の国会議員と国政選挙公認候補者による「県連最高執行役員会議」とし、構成員の協議と一致に基づき運営いたします。

三、党の内外から指摘されている県連の不適正な会計処理につきましては、透明、公正かつ信頼に足りうる体制をつくり、調査と修正に当たるものといたします。また、総支部に関わる会計処理については、当該総支部の責任において調査し、修正いたします。さらにこのような問題の再発を防止するため、厳正な会計処理体制および実効性のある会計監査体制の確立を期し、必要な処置を講じます。

四、県連大会につきましては、遅くとも参議院選挙前後を目途とし、それまでの間に、県連会長選出規定など県連運営に関する必要な諸規定を整備することといたします。その際、すでに協議されている組織改革案を基に諸規定の整備と新執行機関体制を構築することとし、今後さらに党改革を推進するなかで、今回の経理問題にまつわる疑惑についてしっかりしたけじめをつけることといたします。

以上については、党本部組織委員会の助言と指導により合意したものであり、今後各総支部長は本合意に基づき、民主党群馬県連の信頼回復につとめるとともに、群馬県連の伝統的な融和と協調の精神に立ち返り、全党一丸となって更なる党勢拡大と来るべき統一地方選挙・参議院通常選挙の勝利に向け邁進する所存です。

平成18年11月11日
                  民主党群馬県連所属総支部長一同



《*2 民主党群馬県連不正会計疑惑》
さらなる詳細情報は、当ホームページの『カッキーブログ』の「民主党群馬カテゴリー」を参照してください。

@200万円の収支報告書不記載
県連から第5区総支部に対し交付された200万円が、県連・第5区総支部の両方の収支報告書に記載されていなかった件。
一旦は記載した収支報告書を作った県連女性事務局員からの内部告発を受けた総支部長の指摘で収支報告書は「記載漏れだった」として修正されたものの、受け取った5区総支部で使途に不明な部分があるのに加え、県連サイドの収支報告書の帳簿上の残高が修正後に現金残高と200万円分のズレを生じた。

A300万円の供託金が個人口座に入金
参院選挙における供託金300万円が県連口座を経由して本来の所持人ではない第3者の口座に入金されていた件。一旦県連でローンダリングされた選挙買収資金だった疑いがもたれている。

B100万円の収支報告書不記載
参院選に際し、ある団体から県連が受け取った100万円について、県連の収支報告書に不記載となっている件。


                                 以 上