『2007参議院選挙の意義 〜国民軽視の自民党政治に鉄槌を〜』 2007年7月11日

明日、参議院選挙が公示されます。
「消えた年金」問題の怒りを少しでも国民が忘れることを期待して、
無理矢理国会延長を行い、参院選公示が予定より1週間遅れましたが、
どうやら世論を甘く見ていたようです。

今回の参院選の争点は「消えた年金」「天下り」「政治とカネ」の3点でしょう。
普段、町を歩いていますが、関心はこの3つに集中しています。

そして、この3点に共通していること、
それは、政府は国民を騙しごまかそうとしている、ということです。

「消えた年金」では、この問題いつからわかっていたかが気になります。
これだけの問題です。
絶対に言わないでしょうが、きっと前からわかっていたことでしょう。
わかっていなかったら、逆に大問題です。国家窃盗罪に値するほどの重罪です。
3年前の参議院選での「年金100年安心」とは何だったのだろうか、
と思う人は多いはずです。

この「消えた年金」問題、永久に隠されようとしていたのでしょうか?
民主党・長妻衆院議員の粘り強い調査と国会での鋭い指摘が
なければ隠され続けていたかもしれないと思うとゾッとします。
世論が沸騰する前の、つい2ヶ月前までは、
5000万件ものデーターが宙に浮いているというのに、
国会で指摘された安倍首相は「国民の不安をあおるだけだ」として、
調査・解明・対策はおろか誠実な情報開示すら拒んでいたのです。
そして世論が沸騰してはじめて重い腰を上げ、何とか現在に至っているわけです。

「天下り」については、毎年のように弊害が指摘され、
政府はほぼ選挙のたびに「なくす」と言ってきました。
なくなったでしょうか?
今回、国会を延長してまで、しかも強行採決された公務員制度改革法案で、
なくなると思いますか?
天下りの根本原因である早期退職勧奨制度(肩たたき)を温存してできるはずが
ありません。口先とは裏腹に天下りをなくすつもりなどないのです。
なくすつもりがないばかりか、早期退職する官僚の再就職のために、
公的あっせん機関をわざわざつくるのですから、恐れ入ります。
一般の人と同様、ハローワークや民間人材会社を利用すればよいものを、
わざわざ新しい機関をつくる。なぜ、そこまで官僚のためにするのか。
国会質問や答弁をはじめ政策立案を頼っている「負い目」と、
長い間に積み重ねられた悪事についての「弱み」を自民党は官僚に把握されて
いるのです。この「負い目」と「弱み」が日本最大の利権集団である官僚に
甘くなるもたれあいの構造ができあがっているのです。

「政治とカネ」については、もう国民はウンザリしています。
繰り返し繰り返し発覚し、ポストを辞職する形だけの責任をとり、
そしてまた形だけの法律改正を行う、の連続です。
今回の政治資金規正法改正も実態を伴わない、だましの改正です。
この改正がいかに「だまし」であるかは、
「政治とカネ」問題が原因とされる
現職閣僚の自殺を受けて急遽就任した新大臣の、
あまりにもみっともない不祥事の発覚によって、政府自ら証明しました。
領収書添付を1件5万円以上にこだわるのは、「政治活動の自由」のためでも
なんでもなく、「政治資金着服と選挙買収の自由」のためであることは、
発覚した議員のほぼ全員が、還元水や事務所家賃などの偽装された使途でなく、
本当の使途をしっかり説明できないことで証明されたようなものです。
カネのかかる選挙、世話になる選挙が続く限り、
政治資金のネコババや買収、世話のお礼としての口利きや談合など
「政治とカネ」の問題は繰り返されるでしょう。
選挙に当選し続けるためには、この状況が現職議員、とくに世襲議員に
とっては都合がよいものと思われます。

長くなりましたが、今回の争点「年金」「天下り」「政治とカネ」は
すべて繰り返し問題が起こり、その都度、改革と称するパフォーマンスによって、
納得させられてきた私たち国民。
 「改革、改革とパフォーマンスしとけば、国民は簡単に納得させられる」
 「問題が起これば、また改革といえばいい」
 「選挙は人間関係のしがらみだ。政策なんて関心ある人は少ない。」
「国民なんか法案の中身などわからない。」
「いま怒っていても、時間がたてば忘れてくれる。」
「国民に真実なんてわからない。寝た子を起すな。不安をあおるな。」
と日本の為政者は思っているのです。これは実際に政治関係者から聞く話なのです。
本当にひどい話です。

『国民をだまして、政治家と官僚が甘い汁を吸い続け、負担は国民』

これが今の政治の構造なのです。
もう騙されてはいけません。
政治家や役人は、自分たちのためなら、平気でウソをつくし、国民を騙すのです。
それがわかってきたのです。

「しがらみの声かけ」は無視してください。
そして、周囲にいる情報収集をしてない人やしがらまれている人など
なるべく多くの人に「国民は騙されているんだ」ということを伝えてください。

選挙は、立候補している人のために応援するのではありません、
自分のため、子どものためにあるのです。
読者の皆さまが投票だけでなく、「正しい声かけ」など
積極的に参加してくださることを祈念します。

PS.7月12日の参院選投票日まで、公職選挙法の規定に抵触する恐れがありますので、
本サイトならびに公式ブログの投稿・更新を休止させていただきます。
ご理解くださいますようお願い申し上げます。